「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?

フォルクスワーゲン ID.Buzz
フォルクスワーゲン ID.Buzz全 9 枚

フォルクスワーゲンジャパンは、初のフル電動ミニバン『ID. Buzz』の日本仕様をついに公開する。2022年に欧州で発売されてから話題になって3年、待望の日本導入に「やっと日本仕様が見れるのか」など話題になっている。

日本仕様の上陸が発表された『ID. Buzz』

VWのモデルラインアップを一堂に展示する「Volkswagen Brand Exhibition(フォルクスワーゲンブランド エキシビション)」が、東京、名古屋、大阪の3会場で開催される。6月21-22日の東京・六本木ヒルズアリーナでの展示を皮切りに、7月4-5日は大阪・グランフロントナレッジプラザ、7月12-13日は名古屋・JRタワーイベントスペースで開催される。

ID. Buzzは、伝説の「T1」こと初代ワーゲンバスの意匠を随所に継承しながら、最新のEVプラットフォーム「MEB」を採用した次世代モデルだ。短いオーバーハング、V字グリル、ツートンカラーなど懐かしさと未来感が共存するデザインが印象的だ。床下に設置されたバッテリーにより低重心化され、取り回しの良さと快適性を実現。車内は5人乗りで、広々とした荷室と開放感ある空間が特徴だ。また、動物由来素材を使わないサステナブルなインテリアも時代に即している。

現在日本仕様について詳細は公開されていないが、欧州仕様のID. Buzzは全長4712mm、全幅1985mm、全高1937mmのボディサイズを持ち、ホイールベースは2988mmとゆとりある設計だ。リアアクスルに搭載されたモーターは最高出力201hp(約204ps)、最大トルク31.6kgmを発揮し、最高速度は145km/hに制限される。82kWhのリチウムイオンバッテリー(実容量77kWh)は170kWのDC急速充電に対応し、30分で80%まで充電可能だ。荷室容量は最大2205リットルに達する。最小回転半径は5.55mとコンパクトカー並みの機動性を確保している。

X(旧Twitter)では、「やっと日本仕様が見れるのか」「ID. Buzzの日本仕様だと!? 見に行こう」「ようやくですか」など多くのファンが待ち望んでいたID. Buzzの日本仕様公開に、展示会への関心も高まっており、現地でその姿を確かめようとするコメントも見られた。

ID. BuzzはEV専用モデルだが、「ガソリン、ディーゼルとか入れた方が売れると思う」など内燃機関モデルを希望する声も。

また「良いと思ってたけど普通にでかい」「日本の道路に対してデカすぎるな」など、デザインやコンセプトを評価する声がある一方で、実際の車体サイズに対し「想像以上に大きい」と感じる人も多いようだ。

気になるのは価格。本国ドイツではおよそ900万円からとなっている。日本仕様ではどんな値付けがされるのかにも注目だ。

《宗像達哉》

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