【ファイアストンからの絶縁状】95年間の取引がついに……

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ファイアストンは21日、創業以来95年間に渡って続けられてきたフォードへのタイヤ供給について、「信頼関係が損なわれた」として、今後の新規供給契約を締結しない方針を明らかにした。事実上の絶縁宣言で、フォード車の新車装着用としての供給は今年限りとなる。

昨年、フォード『エクスプローラー』に装着した同社製のタイヤ『ウィルダネス』のドレッド面が剥離するという事故がクローズアップされ、結果として650万本のリコールを行い、現在も被害者遺族からの賠償請求訴訟が数件提訴されている。

この事故について両社の意見は真っ向から食い違いを見せており、タイヤの製造過程の不手際を指摘して責任を全面的に回避したフォードに対して、ファイアストン側は「タイヤの製造過程に問題があったのも事実だが、エクスプローラーのサスペンションにも構造的欠陥があり、さらに乗り心地をアップするためにタイヤの正しい空気圧を故意に下げたのがバーストの原因」と主張している。

《石田真一》

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