ダイムラー・クライスラーの燃料電池はカンブリア紀

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ダイムラー・クライスラーの燃料電池はカンブリア紀
ダイムラー・クライスラーの燃料電池はカンブリア紀 全 4 枚 拡大写真

ダイムラー・クライスラーは第8回「ダイムラー・クライスラー・シンポジウム」で、次世代エネルギーである燃料電池の有用性をアピールした。このシンポジウムは東京都内のホテルで開催され、自動車業界関係者、政府関係者などを中心に1200人が集まった。

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テーマは「燃料電池と21世紀のエネルギー選択」。開会の挨拶でダイムラー・クライスラー・ジャパン・ホールディングのライナー・ヤーン社長は「燃料電池は代替燃料のうちで最も有効なもののひとつ」と述べ、「日本ではすでに『NECAR5』(『Aクラス』ベースの燃料電池車)が国土交通省の認証をうけ公道での走行試験を行っている」とその将来性について強調した。

さらにパネルディスカッションにおいて、本国ダイムラー・クライスラー社シニアバイスプレジデント燃料電池プロジェクト統括のフェルディナント・パニク氏は、20年後には燃料電池車が年間100万台になるとの予測を示した。そのために政府、各自動車メーカー、インフラ整備事業者のグローバルなパートナーシップが重要と述べた。ただし水素は供給や保存の問題が多く、排気物が水蒸気のみの水素搭載型はバスや一定地域の流通に使用し、乗用車にはメタノール燃料を水素に改質して燃料電池に送るメタノール改質型が有用であると述べた。

このことを司会を務めたモータージャーナリストの清水和夫氏は、4億年前のカンブリア紀の生物進化の多様性になぞらえ「最終的なエネルギーは水素になるがその過程でリーンバーンやハイブリット、CNG、その組み合わせなエネルギーも地域や用途に応じて多様化するだろう」と述べた。

会場には圧縮水素利用型の燃料電池車『NECAR4』とメタノール改質型でナンバー付きの『NECAR5』が展示された。

《高木啓》

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