富士重工業が異例の社長就任

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業が異例の社長就任
富士重工業が異例の社長就任 全 1 枚 拡大写真

富士重工業は23日、執行役員の竹中恭二氏が社長に就任する人事を発表した。田中毅社長は代表権を持つ会長に就任する。6月27日開催予定の株主総会で、了承を得て正式に就任する。

竹中氏は、主に開発畑を歩んできて、新規格軽の『プレオ』の開発責任者。現在はGMとの提携関係を具体化するアライアンス推進室長を務める。取締役でも無い人物が一気に社長に就任するのは異例中の異例。しかも52歳と若い。

田中社長は、自動車業界が急激に再編している中で、「トップの若返りを図る必要を感じた」と社長交代を説明した。竹中新社長も「青天の霹靂」ととまどった感じ。今後は竹中新社長が自動車事業、田中新会長が宇宙・航空やGMとの新たな提携強化策をそれぞれ担当する。

一方、多くの役員を飛び越えて竹中氏が社長に就任することから、専務は全員退任する。また、GMアジアパシフィックのルドルフ・シュレイス社長も非常勤取締役に就任する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る