「皆が便利だと言います」と国土交通省は言うが…。

自動車 テクノロジー ITS
「皆が便利だと言います」と国土交通省は言うが…。
「皆が便利だと言います」と国土交通省は言うが…。 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、一般ドライバーなども参加して行われた走行支援道路システム(AHS)実証実験の結果をまとめた。

これによると、前方の障害物を警告する技術では、障害物の手前で停止する時の減速度合いが緩やかになったほか、カーブ情報を提供する技術ではカーブへの平均進入速度が低下するなど、具体的な効果が確認できた、という。「車線逸脱防止支援サービス」や「右折衝突防止支援サービス」、「横断歩道歩行者衝突防止サービス」などの他AHS技術に関しても、70〜90%のドライバーが「役立つ」と回答した。

国土交通省は平成15年から順次開通する第二東名・名神高速道路や、全国の主要幹線道路へAHS技術を導入する計画。しかし、道路特定財源制度が揺れている昨今、膨大なカネがかかる道路のハイテク化がどこまで許されるのかは不透明だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る