政府の介入でも終わらない、ファイアストンのタイヤ問題

自動車 社会 社会
政府の介入でも終わらない、ファイアストンのタイヤ問題
政府の介入でも終わらない、ファイアストンのタイヤ問題 全 1 枚 拡大写真

アメリカ連邦政府委員会ではフォードが新たに『エクスプローラー』のタイヤリコールを発表した件について、フォードから事情聴取を行う意向を示した。しかしエクスプローラーの独自のタイヤデザインに欠陥があったかどうかの調査は見送られることになりそうだ。

アメリカ運輸省・道路交通安全局(NHTSA) によると、連邦政府による調査は“パーツなどに明らかに欠陥がある”と疑われた場合のみに行われ、タイヤのデザインが横転を招いているという疑惑に対しては手段がないという。これには前例があり、NHTSAでは1990年にフォード『ブロンコ』に横転の可能性が高い、と調査を行ったが、パーツなどに特に欠陥が認められず結局シロとなった。

ファイアストンや消費者グループからは、一連の事故はエクスプローラーに集中しておりクルマの設計やタイヤの空気圧設定に問題があった、という訴えがある。しかし現状でこれを確かめる手段は連邦政府にもない、と判断されたことになる。

一方、事故の原因はあくまでタイヤ、という主張をくり返すフォードでは、今回のタイヤリコールにかかる費用の一部、30億ドルをファイアストンに請求する予定だと言われている。この件をめぐる泥試合がまた始まりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「一気に攻めてきたな」「車名が最高」スバルの新型SUV『ゲッタウェイ』発表で、SNSに衝撃走る
  2. セダンか? スポーツカーか? V6エンジンを搭載したマツダ『ランティス』という異端児【懐かしのカーカタログ】
  3. 『ジムニー』オーナーの琴線に触れる、専用便利グッズのニューカマー、登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 日産『リーフ』171台をリコール…バッテリーが異常発熱で火災発生
  5. 日産キックス e-POWER 改良新型、表情を大胆チェンジ---バンコクモーターショー2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る