フォードジャパンは6日、アメリカとヨーロッパで進められている『エクスプローラー』のタイヤリコールを日本でも実施することを明らかにした。詳細な開始日は明らかにされてないが、約1万4000台、総計7万本が対象になるという。
今回、対象となるのは、1991年以降に日本国内で販売されたエクスプローラーのうち、ファイアストン社製タイヤ『ウィルダネスAT』を装着した1万4000台、総計7万本。アメリカやヨーロッパでは『F150』や『エクスペディション』も対象となっているが、これは正規輸入した販売店が個別に対応することになるという。
交換タイヤのタイヤメーカーはまだ明らかにされていないが、グッドイヤーが有力だとしている。日本で一番調達の容易なブリヂストン製ついては、ファイアストンの親会社であり、同社が主導となって絶縁宣言を行ったと認識されているためか、交換リストに名前が載ることは無さそうな情勢だ。
ただし、フォードジャパンでは今回の交換をリコールではなく、サービスキャンペーンと位置づけており、その点ではブリヂストン側に配慮したとも言える。