【F1カナダGP速報】兄弟対決、こんどは文句無し
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サンマリノGPでの初優勝ではミハエルがリタイアに終わっていたが、今回は正々堂々と兄(王者)を破っての嬉しい2勝目となった。3位には8位スタートのミカ・ハッキネンが今季初表彰台をゲットした。一方、今シーズンここまで全戦入賞のデイビッド・クルサードはリタイアに終わっている。
母国GPに燃えるBARホンダのジャック・ビルヌーブだったが今週末はトラブル続出。スタートが遅れ18位まで順位を落とし、結局35周目トラブルのためリタイア。その直後、入賞圏内走行中だったチームメイトのオリビエ・パニスにもトラブル発生でリタイア。ジョーダン・ホンダのヤルノ・トゥルーリは4位を走行していたが、残りわずか5周でスローダウン。
ホンダ勢はモナコGPでのクラッシュ後遺症のため欠場したハインツハラルド・フレンツェンに代わって出場した、リカルド・ゾンタが7位と苦いリザルトとなった。さらにキミ・ライコネンが4位に入ったことで、ザウバーがコンストラクターズでホンダ勢を抜き4位に浮上している。
セーフティーカーが入りやすいことでも有名なジル・ビルヌ−ブ・サーキット。今回も19周めにファン・モントーヤがクラッシュ、それにルーベンス・バリケロがよけきれず接触したためセーフティーカー導入となった。トラブル続出のカナダGPは完走9台(完走扱い11台)のサバイバルレースだった。
《編集部》