いすゞがトヨタに挑戦!? 黒ネコ捕獲戦争に発展か?

自動車 ニューモデル 新型車

いすゞ自動車は、新都市型集配専用車『ビギン』を開発、今月から物流企業に先行販売し、1年後を目途に一般販売を開始すると発表した。

ビギンは、都市内集配ニーズに対応する新世代の集配専用車として開発した。特徴は、荷役作業の効率化するため、フルウォークスルー構造、左右スライドドアを採用、床面地上高を低く抑えた。大量の小口集配に対応するため、広い荷室容積も確保したほか、都市内配送にふさわしくスタイリッシュな外観とクリーンディーゼルエンジンを搭載した。

エンジンは1.5トンの『エルフ』の「4JG2」型ディーゼルエンジンを搭載した。EGR(排出ガス再循環)装置、酸化触媒コンバーターを採用して低排ガス化した。

これまで、宅配便配送専用車はトヨタ自動車がヤマト運輸に納入している車両しか無かった。いすゞも専用車を開発、トヨタの市場を切り崩す。

ビギンは一部の物流企業に先行して販売し、稼動現場での物流ニーズの情報収集を行った上で、1年後の市販を目指す。先行販売する業者にはヤマト運輸も含まれている模様で、トヨタ対いすゞの争奪戦が繰り広げられそうだ。

《レスポンス編集部》

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