【誕生・新型日産『スカイライン』】『XVL』から『スカイライン』へ

自動車 ニューモデル 新型車
【誕生・新型日産『スカイライン』】『XVL』から『スカイライン』へ
【誕生・新型日産『スカイライン』】『XVL』から『スカイライン』へ 全 3 枚 拡大写真

新型『スカイライン』のコンセプトは、99年の東京モーターショーで公開されたコンセプトカー『XVL』によって初めて明らかにされた。第一プロダクトデザイン部の渡邊誠二デザイナーによると、XVLは既存車種にとらわれることなく自由な発想で開発が進められてきたが、「21世紀のプレミアムスポーツセダン」というスカイラインのコンセプトと重なる部分が多かった。そんな経緯から、XVLコンセプトを商品化するにあたって新型スカイラインとしたことは自然な流れだったという。

デザイン全般を担当したの石水卓技術主担(第一プロダクトデザイン部)によると、日産のプレミアムセダンとは「所有する喜び、上質感の提供」だという。新型スカイラインでは、豊かで上質な面の構成と高級感ある室内の造り込みにより、そのプレミアム性を表現、近年のスカイラインが失いつつあった「ヒューマンタッチ」「ぬくもり」を取り戻した。

「今までウチが苦手にしてきたタイヤとキャビンの力関係などもうまく表現できたと思っています」。ホイールベースを長く取り、ボディの四隅にタイヤを配置した“FM(フロントミッドシップ)パッケージ”を採用した新型スカイラインは、長いリアオーバーハングなどいままでのスカイラインのスタイルだったの固定観念を取り払ったことにより、デザインの面でも走りの面でもFRをより進化させることができたようだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る