【ルマン2001ゴール】ベントレーが表彰台復帰「どう喜んでいいのかわからない」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ルマン2001ゴール】ベントレーが表彰台復帰「どう喜んでいいのかわからない」
【ルマン2001ゴール】ベントレーが表彰台復帰「どう喜んでいいのかわからない」 全 5 枚 拡大写真

アウディは世界でもっとも過酷といわれるレースを2年連続で制した。土砂降りの雨でもアウディ『R8』はその性能を発揮し、ルマン24時間耐久レースで1-2フィニッシュを飾った(17日)。この勝利は去年以上の価値があると言っても過言ではない。

まるでパワーボートのレースを見ているような激しい雨のなかの争いは、特にドライバーに負担がかかった。ルマンの長いストレートをハーフスロットルで我慢しなくてはならなかったからだ。しかしアウディR8は雨の中でも大きなトラブルもなく走りきった。トム・クリステンセン、フランク・ビエラ、エマニエル・ピッロ、3人の優勝ドライバーは「今までのレースの中で最も過酷」と口をそろえた。

この過酷な24時間を走りきり、ベントレーは表彰台に帰ってきた。アウディ2台の後を受けアンディ・ウォレスのドライブするベントレー『EXPスピード8』が意気揚揚とゴールラインを通過したのだ。ウォレスは「どう喜んでいいのかわからない。忘れられないルマンになった。最高だ」と語る。この言葉はベントレー関係者全員の気持ちを代弁しているにちがいない。

夜になっても雨が降り続くという難しい状況のなか、オリビエ・ベレッタ、カール・ベンドリンガー、ペドロ・らミーのドライブするクライスラー『LMP』は4位でフィニッシュした。4位というのは、クライスラー・グループのワークス車の成績としては1928年以来の最高位だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る