日産、中国向け輸出車両の生産を全面的にストップ

自動車 ビジネス 企業動向
日産、中国向け輸出車両の生産を全面的にストップ
日産、中国向け輸出車両の生産を全面的にストップ 全 1 枚 拡大写真

中国政府が日本のセーフガード暫定発動に対抗し、自動車や携帯・自動車電話、エアコンなどの日本製品3品目に100%特別関税を課したことで、日産と日産ディーゼルは中国向け輸出車両の国内生産を6月でストップするという方針を明らかにした。

日産は『N16(日本名『ブルーバードシルフィ』)』や、『公爵(日本名『セドリック/グロリア』)』を、日産ディーゼルは中型トラックを輸出している。

しかし、特別関税の導入以後は車両価格の2倍近い税金が課せられることになったため、注文のチャンセルが相次ぎ、新たな受注が入ってくる見込みもないことから、中国向け車両の生産をストップすることを決めた。当面はすでに上陸済みの在庫車両でまかなうが、一部で日本製品の不買運動なども行われている状況で、これらが売れる可能性も低いという。

他の日本メーカーでは、いすゞが同様に中国向けトラックの生産をすでにストップしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る