【F1タイヤウォーズ中盤戦…Part 1】実は負けていなかったミシュラン

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【F1タイヤウォーズ中盤戦…Part 1】実は負けていなかったミシュラン
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M. シューマッハが50勝目を挙げたフランスGP。これでA. プロストが持つ最多勝記録51勝にあと1勝と迫った。このフェラーリの速さが続く限り、今シーズン中の新記録達成の可能性は非常に高い。それどころか、今シーズンのM. シューマッハなら、92年にN. マンセルが記録したシーズン最多勝記録も塗り替える可能性がある。

レースは兄ミハエル対弟ラルフの世界一速い兄弟による争いに注目が集まっていたが、その裏で関係者が注目していたのが、ミシュランvsブリヂストンの仁義なき戦いの行方だった。

なにしろフランスGPはミシュランの地元GP。ミシュランとしてはなんとしても勝ちたいGPだったし、それ以前に、ミシュランの方がマニクール・サーキットに関するデータを豊富に収集していると事前には考えられていたので、ミシュラン勢の大いなる躍進が予想されていた。しかし、蓋を開けてみればミシュランが用意したソフトタイヤに対して、ブリヂストンのハードタイヤが非常に優れたパフォーマンスを示した。

予選こそラルフがポールポジションを獲得したが、相棒のモントーヤは6位、ウイリアムズに次ぐミシュランの期待を背負ったジャガーのドライバー2人は12位と14位に終り、ミシュランは予選を見るかぎり完全にブリヂストンのハードタイヤに打ち負かされた結果だった。

しかし、レースを終えて全てのデータを振り返ってみると、どうやらミシュランタイヤもそう悪くはなかったらしい。

《編集部》

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