ホンダ、ASVで試験中のナイトビジョンを3年後を目標に実用化へ
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これはフロントグリルの左右に配置した赤外線カメラを使い、立体映像化したデータをコンピューターで解析。クルマの進行方向に迫っていたり、衝突の危険性がある場合にHUDの画面に「危険」と表記して注意を喚起するもの。同様のシステムはキャデラック『ドゥビル』などで実用化されているが、ホンダのシステムは映像を立体化して距離感を把握するなど、それより一歩進んだ内容となっている。
すでにASV(先進安全自動車)に採用され、現在も市販車採用に向けた実験が進められているが、ホンダではシステムの簡素化と低価格化を行い、早ければ2004年頃に登場するモデルからオプション装着したいとしている。
《石田真一》