ミシガン州カントンに新たに建設される日産の組み立て工場の操業にあたり、大手パーツメーカーのビステオンが部品供給を行うことになった。
ビステオンは同じくパーツメーカーのレクストロンとジョイントベンチャーを組み、日産のトラック、ミニバン用のコックピットやフロントエンドモジュールを供給することになるという。ビステオンが設計、開発、エンジニアリングを担当し、レクストロンが製造と管理を担当する。
レクストロンはシボレー『コルベット』やキャデラックなどの電子部品を作って来た会社で、航空機用の光ファイバー・ケーブルの技術にも定評がある。ビステオンはもちろんもともとフォードの子会社であり、今回の提携は日産のアメリカ国内での評価にかなりプラスに作用すると考えられている。