ダイハツ、完成車配送でもジャスト・イン・タイムへ

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ、完成車配送でもジャスト・イン・タイムへ
ダイハツ、完成車配送でもジャスト・イン・タイムへ 全 1 枚 拡大写真

ダイハツは23日、工場で完成した新車をそのまま販売会社に配送するという新方式を検討している。トヨタグループお得意の“かんばん方式”の完成車版ともいえるものだが、早ければ来年にも導入されるという。

これまで同社の工場で完成したクルマは、一時保管場所となるストックヤードに運ばれ、そこから各地の販売店へと配送されるというシステムを取ってきた。この方法の場合、販売店から発注があった際、ただちに配送手続きを取ることができる反面、在庫車を準備しておく必要があり、車両を保管しておく広大な土地も必要となる。

今回導入が検討されているのは、完成車版のジャスト・イン・タイム方式(かんばん方式)で、販売店から寄せられた発注書や、在庫車両用の配送スケジュールに合わせて生産を行うというもの。メーカーとしては予測で完成車の製造を行うことも、大量の在庫を抱えることもなく、スリム化が図れるとしている。

ダイハツでは、早ければ来年からこの方式を導入していく方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る