溶接=飛び散る火花……ダイハツの工場では過去の遺物になる!?

自動車 ビジネス 企業動向
溶接=飛び散る火花……ダイハツの工場では過去の遺物になる!?
溶接=飛び散る火花……ダイハツの工場では過去の遺物になる!? 全 1 枚 拡大写真

ダイハツは2002年3月を目標に、滋賀工場内の生産ラインの機器配置を改善し、溶接時に発生する溶接火花(スパッタ=sputter)を限りなくゼロに近づけていくという方針を示した。スパッタを限りなくゼロに近づけることで、塗装工程前の修正作業を無くすことができるという。

スパッタは英語で「パチパチする」という意味がある言葉。溶接時に飛び交う火花のことを指す。元々は高温で溶かされた金属がスパッタと化しているだけで、冷えたものはボディに固着。容易には剥がれ落ちなくなる。このため、塗装工程の前にはスパッタで凹凸が生じたホディの円滑化などの修正作業が必要となるが、機器の配置見直しや溶接場所の変更、適切化などでこれを限りなくゼロにすることを実施。テストケースとして滋賀工場で導入することになった。

ラインに配置された溶接機(スポットガン)の配置や、角度を見直し、2003年3月までにはこれをゼロ化する。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る