赤字幅は減ったけれど……厳しいバス事業の収支

自動車 社会 社会

国土交通省は1日、平成12年(2001年)度乗合バス事業の収支状況をまとめた。景気低迷や学生の減少などを背景に輸送人員は45億4700万人と前年度比2.9%減ったが、減少率は過去5年間で最小になった。

逆に人件費など支出の抑制が進み、黒字事業者が前年度の39社から47社(調査対象は30台以上のバスを持つ228社)に増えた。とは言え、残る180社あまりは依然として赤字。公営バス32社に限って見ると、黒字はわずか1社しかない。

厳しい経営環境のなか、バス会社は、乗合バスの参入規制が緩和される来年2月の“バスビッグバン”を前に戦々恐々だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る