意味のない点検をもっと減らせ---総務省が国土交通省に勧告

自動車 社会 社会

総務省は10日、自動車検査体制の効率化や点検項目の見直しなどを進めるよう国土交通省に勧告した。

総務省が昨春から今年にかけて行った実態調査によると、陸運支局間で事務量に2倍程度の格差があることや、遠隔地のユーザーに対して実施している「出張検査」の利用率が低調なものがあった。

自動車の点検項目について368台の整備状況を調べたところ、点検が義務づけられている56項目のうち35項目は要整備率が5%未満。このうち18項目は1%未満で、整備の必要が1台もなかった項目も「ハンドルの操作具合」など8つあった。

自動車の検査は来年7月にも独立行政法人へ移行する見込み。国土交通省では「独立行政法人化を契機に見直しを進めていきたい」と話している。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る