【CART第14戦決勝】高木虎之介、“川”に足をすくわれる

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【CART第14戦決勝】高木虎之介、“川”に足をすくわれる
【CART第14戦決勝】高木虎之介、“川”に足をすくわれる 全 2 枚 拡大写真

2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第14戦は、ウィスコンシン州エルクハート・レイクのロード・アメリカで開催された。全長4.048マイル(6.515km)の常設サーキットは、CARTシリーズ最長だ。

レースは55周の周回数が予定されていたが、度重なるイエローコーションのため、いわゆる「2時間ルール」が発動され、45周で打ち切り。しかも、この2時間はコースの一部を覆った水たまりを除去するための48分間の赤旗中断を除いた数字だ。

天候は回復していたものの、レース開始時はウェットだったため、ペースカーが4周目まで先導する形でスタート。不安定な路面コンディションがアクシデントを誘発した。高木虎之介も濡れた路面の餌食となったドライバーのひとりで、10周目、水たまりに足をすくわれスピンするとノーズをウォールにヒットさせて止まる。

このアクシデントを含め、45周のレースのうち21周がイエローコーションだった。混乱に乗じてトップに躍り出たのはルーキーのブルーノ・ジュンケイラで、CART初勝利。ロード・アメリカでは98年のフランキッティ、99年のフィッティパルディに続き、過去4年間で3人のドライバーが自身初優勝を記録することになった。

21番手からスタートした中野信治は終始、強烈なアンダーステアに苦しんだ。レース終盤には3位に入ったチームメイトのフェルナンデスの後ろ、4番手までポジションを上げたが41周目に燃料給油のためピットイン。15位でレースを終えている。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る