【新型トヨタ『ウィンダム』】こういう人が選ぶ……あなたは?

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【新型トヨタ『ウィンダム』】こういう人が選ぶ……あなたは?
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新型『ウィンダム』は、どういう人々をターゲット・ユーザーとしているのだろうか。「ユーザーのイメージとしては、CMにも出てきますけど、ずばり、ヤング・エグゼクティブですね。それから、レクサス・ブランドに憧れていらっしゃる方です。年齢層で言えば30代から40代、国際的な感覚をお持ちで、かつ輸入車志向のある方々です」

と答えるのは、トヨタ自動車広報部・技術広報室の森下博之さん。しかし、トヨタには「こだわりのある30〜40代向けの、高級アッパーミドルクラス・セダン」としては、『ヴェロッサ』、『ブレビス』といった後輪駆動のセダンもあるし、さらに、同じ「アメリカンなイメージ」のFF3リッター、『プロナード』もある。そうしたモデルと、『ウィンダム』は顧客をどのように「棲み分けて」ゆくのだろうか。

「うーん(苦笑)。まずヴェロッサはもっとスポーティ志向ですよね。それから、“ジーンズを履いた社長”がイメージのブレビスは、たしかにエグゼクティブ志向という点は似ていますが、駆動方式も違いますし、ウィンダムのほうがボディサイズが大きいですからね。それにブレビスはむしろ、『プログレ』の若い人向きという感じでしょう。プロナードもたしかにアメリカンなイメージですけど、ウィンダムは何と言ってもレクサス・ブランドですから」

と森下さん。世界に名だたるトヨタ生産方式をもってすれば、まるで洋服のように、「基本的には似ているけど、ちょっとずつ違う」クルマを、「お客様のニーズ」に合わせて少量多品種生産できる、というわけである。しかし、個人的には、そういった「百貨店方式」の商品の売り方というのは、セレクトショップが大流行している現在のトレンドを考えると、どんなもんでしょうか。

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