レモンカーの実状

自動車 ニューモデル 新型車

アメリカで自動車のライフサイクルを追跡調査しているエクスペリアン・オートモティブ・ナショナル・データベースが、アメリカでリコールにまでは発展しなくてもメーカーが無償で部品交換に応じたりするいわゆる「レモンカー」のケースの数を発表した。

データベースでは3億3000万台の乗用車についてのライフサイクル追跡を行っているが、レモンカーあるいはOEMの買い戻しに指定された車は5万台。

自動車のセーフティフォーラムによると、毎年メーカーがレモンカーとして買い戻す車はアメリカ国内でおよそ10万台に上ると言う。しかもそのうちの95%が新古車として、レモンカーであることやそのために価格を下げる、という消費者への情報なしに販売されている。

近年メーカーぐるみのレモンカー隠しが問題となっており、消費者は新古車などの購入時に以前より目を光らせている、というが素人がレモンカーかそうでないかを見抜くのは相当に難しいのが現状。レモンカーについてはインターネットでも注意が呼び掛けられている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る