【新聞ウォッチ】販促効果は!? ゴーン社長、テストコースでの試乗会に参加

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【新聞ウォッチ】販促効果は!? ゴーン社長、テストコースでの試乗会に参加
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年8月27日付

●道路4公団、扇国土交通相「統合民営化」を表明(読売・1面)

●私の第二の人生、森永正隆・元日産自動車広報部長「大改革“伝導”の重責担う(産経・6面)

●ケンウッド、カーオーディオ機器をマツダから受注(日経・11面)

●シーマとベンツを乗り比べ、ゴーン日産社長試乗会に出席(日経・11面)

●UAWと米国三菱自動車、新労働協約の締結、暫定合意(日経・11面)

ひとくちコメント

夏休み最後の日曜日となった26日、各地の行楽地は大勢の家族連れなどで賑わったが、日産自動車の栃木工場内にあるテストコースでは一般ユーザー向けの試乗会が行なわれた。この日はカルロス・ゴーン社長も参加、自ら『シーマ』に乗り込み、参加者に品質や走行性能などをアピール。25日の産経が予告記事を掲載、きょうの日経がスナップ写真付きで取り上げている。

自動車メーカーのトップがテストコースで自らハンドルを握って新車をセールスするのは珍しい。テストコースでの試乗会は、ホームページなどを通じて応募のあった9000人の中から100組、200人が招待されたという。国内販売が伸び悩んでいるため、あの手この手の手法でアピールしているわけだが、果して販促効果がどこまで期待できるかどうか……。

《福田俊之》

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