シーズン途中にして突然チームの代表が交代したジャガー。新代表に就任したニキ・ラウダが前任者ボビー・レイホールが突然解雇された理由が、レイホールが独断でチームのエース、エディ・アーバインをジョーダンに売り渡そうとしていたことであったことを明らかにした。
「ボビーはそのことについて、ジョーク以外のなにものでもないと言い訳した。しかし残念ながら現役ドライバーに関するこのようなジョークは、面白いとは言えないね。私が間に入って、このゴタゴタを集結させたよ。エディ・アーバインとペドロ・デラロサが2002年のラインアップになることについて、何ら変わりはない」と説明した。
ワールドチャンピオン3回、フェラーリのアドバイザー、ラウダ・エアの経営と経験豊富なラウダだが、F1チームを実際に動かすのは今回が初めて。「近代F1チームがどのように機能しているのかを完全に把握するには少し時間がかかるだろう。ここ数週間は非常に厳しいだろうが、かならず乗り越える」と決意を新たにした。