GMでは2002年GMC『サファリ』、シボレー『アストロ』ミニバンモデルで、限定的にプラスチックの新素材を外部ボディパネルに使用する。この新素材はGM、バーゼル、ナノクレイ・プロダクツ、ブラックホーク・オートモティブ・プラスチックスが共同開発したもの。
GMによるとこの素材は従来のプラスチックよりも20%軽く、丈夫だという。またリサイクル率も高い。GMでは初年度実験的導入として8000台のミニバンにこのプラスチック素材を使用。ただし使用部分はとりあえずステップアシストの部分に限定される。
もしこのプラスチックが利用価値が高いと判断されれば、随時他のボディ部分にも採用したい、という。最終的には他のモデルにも導入し、特にサターンのスチールボディパネルに替わるものとして期待されている。