ノーマルとどこが違う?---『ロードスターNR-Aプロトタイプ 』詳報

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ノーマルとどこが違う?---『ロードスターNR-Aプロトタイプ 』詳報
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筑波サーキットで8日行われた「ロードスターフェスタ2001 in 筑波」において、3日に発表されたワンメイクレースのベース車両、マツダ『ロードスターNR-Aプロトタイプ』が公開され、デモンストレーションランが行われた。

NR-Aプロトタイプは、1.6リットルエンジンと5MTトランスミッションにトルセン式のLSDを組み合わせ、固められたエンジンマウント、デフマウントを介してマウントされる。この駆動系のマウントは、5月に発売された『マツダスピードロードスター』に使用されたもので、カタログモデルである「RS」グレードよりも硬めになっているという。

またサスペンションは、ほぼRSに準じたビルシュタイン製のショックや、スプリング、スタビライザーを使用するが、1.8リットルエンジンを積むRSとは車重が違うためにセッティングは変更されるとのこと。展示された車両は若干車高が高かったが、これはまだRSそのままのサスペンション装着していたためだろう。

ベース車両として、1.6リットルエンジンを採用したことに対して、第3プラットフォーム・プログラム開発推進室の貴島孝雄主査は「RSでレースをすると300万円近くかかってしまう。NR-Aではもっと気軽に、幅広い人々にレースを楽しんでもらいたいから」と語る。NR-Aでは車両本体価格を210万円以内に抑え、6点式ロールケージや4点式のシートベルト、前後牽引フックのセットも新車購入時に限り、工賃込みで10万円で提供したいということだ。レース自体も1レースあたり2万円くらいのエントリーフィーで開催したいと語っていた。

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