【フランクフルトショー2001出品車】5シーターのスーパーサルーンMG『ZT XPower385』

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトショー2001出品車】5シーターのスーパーサルーンMG『ZT XPower385』
【フランクフルトショー2001出品車】5シーターのスーパーサルーンMG『ZT XPower385』 全 2 枚 拡大写真
MGはフランクフルトショーにおいて、『ZT XPower500』のロード・ゴーイング・バージョンである『ZT XPower385』を発表する。2002年の夏に発売が予定されるこのモデルは4万ポンド(約700万円)未満で、60mph(約96km/h)まで5秒で加速し、最高175mph(約280km/h)という高性能を提供する。

522Nmのトルクを発生する4.6リットルのスーパーチャージャーつきV8エンジンは6速マニュアルトランスミッションと組み合わされ後輪を駆動し、100mph(約160km/h)まで11秒で加速する。260PSバージョンのMG『ZT 260』は一足早く、2002年の春には発売となる。

従来のV6モデルのZTに空力的なフォルムを加えたボディは、MGローバーグループのプロダクト・デザイン・ディレクターであるピーター・スティーブンスの下でスタイリングが行われた。空力を考慮され、風洞で磨かれたボディはリアスポイラーなどにより公道でのスピードとコーナリングの範囲において最小限のリフトに抑えられている。安定性に関しても70mph(約112km/h)での実験のほかに170mph(約272km/h)という「スーパーカースピード」でも確認されたという。

エクステリアでは大きな18インチのアルミホイールや大きく張り出したフェンダーとサイドシル、そしてバンパーやトランクスポイラーが大きな特徴。キセノンヘッドランプやドライビングランプ、メッシュグリルなどによりさらにスポーティなイメージになっている。

インテリアにはスポーティなハイバックスポーツシートが用意される。パネルはロジウム・シルバー仕上げ。エアコンやアラームシステムは標準装備。

フロントのストラット・サスペンションは『ZT190』と似たレイアウトでビルシュタイン製ダンパーと固められたスプリングとスタビライザーを採用。ブレーキはアルミ製4ポッドキャリパーと330mmのベンチレーテッド・ディスクの組み合せ。

リアサスペンションは『ハイドラトラック』トルク・コントロール・ディファレンシャルを含むチューブラー・キャリアを横方向3本、縦方向1本のリンクで吊っており、フロントとともに正確なフィールをドライバーに伝える。

MGローバーグループのプロダクト・ディベロップメント・ディレクターであるロブ・オルデイカーは「MG ZT XPower 385はスリリングでエキサイティングな公道体験を提供する。十分に実用的かつ、スーパーカーの性能を持った5シーターサルーンであり、ワゴンである」と語る。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る