【ランボルギーニ『ムルチエラーゴ』】フルタイム4WDが標準

自動車 ニューモデル 新型車
【ランボルギーニ『ムルチエラーゴ』】フルタイム4WDが標準
【ランボルギーニ『ムルチエラーゴ』】フルタイム4WDが標準 全 6 枚 拡大写真

エンジンも大きく改良されている。基本的には『ディアブロ』と同じV型12気筒48バルプエンジンは、リアに縦方向にマウント。ピストンのストロークはディアブロ比2.8mm長い86.8mm、これにより排気量がディアブロから200cc増えて6.2リットルまで拡大した。

シリンダ内径は87mmのままで、ピストンストローク量とシリンダ内径がほとんど同じ長さになった。

パワーは7500rpmで、ディアブロより30ps高い580psを発生する。トルクは5400rpmで30Nmアップの650Nm。そのほかでは、可変吸気マニホールドや電子制御スロットルが採用されことがニュースだ。

こういったさまざまなアップグレードのおかげで、低速時でも快適な走りを約束し、トルクの発生も以前にくらべかなり安定している。残る大きな違いといったら、ドライサンプの潤滑システムだろう。これによって、オールアルミ製エンジンはディアブロに比べて50mmも低く搭載されている。

エンジンの冷却には、VACS(variable airflow cooling system)と呼ばれる新しいシステムを採用。ふたつのインレットがリアホイールのアーチ上部に設置され、ハイスピード時に自動的に開く仕組みになっている。しかも、なかなか効率よくエンジンを冷やしてくれるという。

ギアボックスは、6MT。これにフルタイム4WDが組み合わせられる。ディアブロとの大きな違いは、リアのデファレンシャルが上手くレイアウトされていて、エンジンを取り外さなくてもギアボックスを交換できるところだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. キティ好きは要注目! 使うならかわいい方がイイ♪. 新作キャラクターグッズが続々登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 『マツダ3』、米2026年モデルで「ハーモニックアコースティクスオーディオ」を標準化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る