【フランクフルトショー2001続報】「スパイカー」……またスーパーカー計画

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトショー2001続報】「スパイカー」……またスーパーカー計画
【フランクフルトショー2001続報】「スパイカー」……またスーパーカー計画 全 4 枚 拡大写真

現在のオランダには国外メーカーの工場はあるが自国の乗用車メーカーはない。かつては、自動車が発明されたのと同時期、1898年に創立されたスパイカーというメーカーがあり、1925年まで存在していた。それと同じ名前のメーカーが世紀の変わり目に復活した。

【画像全4枚】

新スパイカー社はやはりオランダのメーカーとして、しかし今度はスポーツカー・メーカーとして97年に設立された。2000年10月に『C8スパイダー』を、2001年2月にはクローズドクーペの『C8ラビオレット』を発表、フランクフルトでは公道走行も可能な、GT耐久マシーン『C8ダブル12』を披露した。

C8ダブル12のエンジンは4.0リットルV8、480HP。リストリクターなしだと620HPを発生するという。最高速度は330km/h、0-100km/h加速は4秒を切ると発表されている。ボディはアルミニウムのたたき出し。価格はまだ発表されていない。

スパイダーとラビオレットのほうは、アウディ『S8』の4.2リットルV8エンジンを搭載する。「ステージI」チューンで400HP、「ステージII」チューンで450HP。トランスミッションはシーケンシャルまたはマニュアルの6速が設定されている。

パフォーマンスは、スパイダー・ステージIが最高速度300km/h、0-100km/h加速が4.5秒。ラビオレット・ステージIIは最高速度306km/h、0-100km/h加速が4.2秒。価格はスパイダーが21万5000ユーロ(約2300万円)から、ラビオレットが24万ユーロ(約2580万円)から。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  4. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る