ダイハツ、新触媒『TOPAZ』を開発---10月発売の軽自動車へ搭載

自動車 ニューモデル 新型車

ダイハツ工業は26日、軽自動車向けの高性能排出ガス浄化触媒『TOPAZ触媒』を開発したと発表した。10月に発売する新型軽乗用車『MAX』に搭載し、ガソリン軽自動車として初めての「超−低排出ガス」認定を取得する。

これまで排ガス規制値の75%低減レベルの排ガス性能を実現するにはエンジン直下と床下に3つの触媒を配置することが必要だったが、複雑かつ高コストなシステムであり軽自動車には不向きだった。

このためダイハツは貴金属を保持するセラミックスサポート材をオリジナルで開発したほか、貴金属の特性に従いパラジウムを下層に、白金とロジウムを上層に配置する二層構造にすることで耐久性を高めた。これらにより、エンジン直下に1個の触媒を配置するだけで大幅な排ガス低減を可能にした。

ダイハツはこの新型触媒を順次、新型車に適用していくほか、同触媒により今後さらに強化される見通しの欧州排ガス規制にも対応していく。

《編集部》

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