警官になりたいのはわかるけど、警察手帳を偽造してはいけません

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警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは28日、警察手帳を精巧に偽造してヤフーオークションなどで販売していたとして、東京都内在住の33歳男性と、神奈川県内在住の22歳男性の2人を公記号偽造容疑で逮捕したことを明らかにした。

警察の調べによると、この2人は今年3月から5月の間、市販の手帳などに旭日章と警視庁などの金文字を印刷し、オークションサイトで販売していた。落札者の要望に応じて警視庁、神奈川県警、埼玉県警、北海道警、福岡県警、奈良県警などの警察手帳を偽造したとされており、195万円を売り上げていたとされる。偽造は精巧なもので、身分証明部分についてもしっかりと作られていたという。

偽造が発覚したのは今年6月で、警視庁駒込署の管轄内で駐車禁止違反を恒常的に繰り返した男に職務質問したところ、所持品の中から偽造された警察手帳を発見。入手ルートなどを問い詰めたところ、オークションサイトで購入したことが発覚。登録IDなどから制作している容疑者が浮上した。

逮捕された容疑者は2人とも警察マニアで、共に情報交換をしながら手帳作りを行っていた。動機は金儲けのためでなく、2人とも「警察手帳を持っていると本物と刑事になれる気がした」と話しているが、購入者が手帳を不正に使用していることも考えられることから、購入者などについて厳しく取調べを行っていくとしている。

《石田真一》

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