警視庁は都の道路交通規則により、9月30日からナンバプレートカバーの装着を禁止したが、日付が変わった直後から首都高速道路などで集中取締りを実施。午前5時までに18人を摘発し、反則キップの交付を行ったことを明らかにした。
ナンバープレートカバーは赤外線を吸収する構造となっており、Nシステムやオービス(速度違反自動取締機)などを無効化してしまう。このため、都の道路交通規則で装着を禁止し、罰金を課すことが決まっている。
初日は0時になった瞬間から取締りを開始。摘発第一号は芝浦パーキングエリアにクルマを止めていた埼玉県在住の21歳男性で、反則キップを交付するとともに、カバーの取り外しを指導したという。
10月からは神奈川県でも同様の禁止令が施行されており、ナンバープレートカバーは警察から「悪いモノ」と本格的に認識されることとなった。