【ITS国際会議2001】トヨタ『MONET』のレベルアップはこんな感じ

自動車 テクノロジー ITS
【ITS国際会議2001】トヨタ『MONET』のレベルアップはこんな感じ
【ITS国際会議2001】トヨタ『MONET』のレベルアップはこんな感じ 全 2 枚 拡大写真

ドライブなどの情報提供サービスを行ってきたトヨタ系の『MONET』(モネ)がいよいよ次の一手を準備しているようだ。シドニーで開催された第8回ITS国際会議のトヨタ展示ブースではその内容の一部を見ることができた。

これまでモネは主要ポイントのリアルタイム画像を配信したり、全国のお勧めスポット、あるいはニュース/天気予報といった内容を提供してきたが、会員向けへのパーソナルな情報を提供するという点ではそれほどインパクトのあるものではなかった。一応、インターネットへの接続サービスには対応したものの、それでも充分といえるものではない。

その点、ホンダが運営しているインターナビは、個人会員の登録情報に合わせたパーソナルな情報を提供し、その上登録や利用にかかる費用は一切無料。モネが年会費を徴収しながら、パーソナルな情報の提供では大きく後れをとっており、こうした部分での対応が、会員の伸び悩みに影響しているといわれてきた。

今回展示された新しいモネの内容は、そうした状況を打破するために開発したものと見られ、会員一人ひとりの情報が蓄積されてそれが情報提供にそのまま反映されるようになっている。しかも、PCで登録した情報は車載器の立ち上げ時に自動的にダウンロードするようになっているなど、PCとカーナビとで情報を共有する形を実現するものとなっている。会費などの詳しい状況はまだ未定で、サービスの開始はかなり近いものと見られる。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る