【AUDIO EXPO】普及機ユーザーと高級機ユーザーは相容れない存在!?

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【AUDIO EXPO】普及機ユーザーと高級機ユーザーは相容れない存在!?
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今、カーAVの世界は「保守と革新という二極分化が進んでいる」と言っても過言はないだろう。シリコンオーディオやデジタル圧縮技術の進歩によって、カーAVの世界は着実に変わりつつある。今年の『AUDIO EXPO』はそれを正に実感させるイベントだった。

二極分化のうち、保守に当たるのは“高音質で原音再生を忠実に目指す”という「ヘタすりゃクルマ本体価格よりもオーディオの方が高くなっちゃうよ」的な勢力。革新に当たるのは“とりあえず聞ければいいじゃん”という「手間なく気軽に音楽を楽しみたい」的な勢力だ。

オーディオメーカーとしては「どちらも大切なお客様」だというのは間違いなく、したがってそれぞれの勢力に受け入れられる製品を展示していた。ただし、これらが双方の勢力にとって「相容れないもの」であることは百も承知。だからこそ狭いスペースの同一ブースでも、なんとか距離を離して展示しているのが印象的だった。

ただし、製品として観客の注目が高かったのは間違いなく後者だ。CD-Rに焼いたMP3ファイルをWAVEファイルに変換することなく、そのまま再生できるということが特長の製品については、数社がすでに市販しているモデルを出展していた。もちろん、普通に聞く分には音質も満足できるのだが、ハイエンドモデルに興味を持っていた観客にそれを尋ねると「あれは論外…。語るべきものもない」とのこと。

やはり相容れることはないらしい。

《石田真一》

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