<講師>
株式会社矢野経済研究所 インダストリアルテクノロジーユニット
エネルギー&モビリティグループ 部長 田中善章 氏
全固体電池は現行のリチウムイオン電池(以下LiB)に対してエネルギー密度、出力特性、サイクル特性、温度特性等の点で優位性(ポテンシャル含む)があるとされる。足元では酸化物系、硫化物系共に小型電池から製品化が進み、中大型電池は中国を中心に半固体タイプで早期実用化を目指す動きが見られる。車載用としての実用化が期待される硫化物系については主要自動車OEMで2027~2028年頃を目途に実用化を目指すとする動きが複数見られ、生産技術、並びに材料調達を主眼とするフェーズへ入り始めているとの声が業界内から聞かれる。一方、LiBとの比較でコスト低減が引き続き大きな課題となっている。
本講演では全固体電池(半固体含む)の現在地を捉えつつ、事業化に向けた取り組みを進めている企業動向・事業施策などを踏まえ、今後の市場展望について述べる。
1.市場概況(Lib市場・全固体電池市場)
2.酸化物系・高分子系全固体電池動向(半固体電池含む)
3.硫化物系全固体電池と材料の動向
4.全固体電池・半固体電池の将来展望
5.質疑応答



