【シボレー『クルーズ』発表】1.5リットル車はスズキ店で買えません

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【シボレー『クルーズ』発表】1.5リットル車はスズキ店で買えません
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シボレー『クルーズ』は販売店展開が複雑だ。1.3リットル車の『E』と『X』はスズキ・アリーナ店を中心とするスズキの小型車取り扱い店で販売されるのに対して、1.5リットル車の『LS』と『LT』はGMオートワールド店で販売することが決まっている。

同じ車名のクルマを排気量で販売チャンネルを変えるというのは珍しい手法だがこれは「軽自動車ユーザーを中心により小型車の顧客を多く持つスズキが1.3リットルを、既存のラインナップが大きなクルマであるGMオートワールドに1.5リットル車を割り当てた」結果であると日本GMの佐藤満社長は説明する。

もし、スズキ店に来店したお客が1.5リットル車を望んだ場合には「お近くのGMオートワールドを御紹介することになると思います」(スズキ広報)という対応となるようだ。

販売台数は年間2万台がシリーズ合わせての目標だが、その内訳はスズキ(1.3リットル)で1万5000台、GMオートワールドで5000台の予定。現状の月販が、ベースとなったスズキ『スウィフト』が500〜600台、同クラスの『ワゴンRソリオ』が1000台程度、一方、『ワゴンRソリオ』のOEM車である『シボレーMW』のGMオートワールドでの販売台数は約100台程度であることを考えると、このクラスでの年間2万台の販売目標はやや高めか。

しかし、これまで編集部に対するシボレー『クルーズ』の問い合わせはとても多く、期待を持って待たれていた注目車であることは確かなようだ。姿を表した実車が彼らの期待に応えた製品ならば大ヒットする予感も確かにある。

《三浦和也》

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