【東京ショー2001速報】VW、日本市場制覇に自信

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【東京ショー2001速報】VW、日本市場制覇に自信
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24日、東京モーターショー会場で行われたフォルクスワーゲン(VW)のカンファレンスで、ドイツ本社のボードメンバー、ビュッフェル・ボッファー氏は「今年の日本市場における販売台数は、7万台を超えるだろう」と、現在のVWの躍進ぶりについて語った。

VWジャパンは今年投入したベーシックカー、『ルポ』がヒットしたこともあり、販売は1−9月累計で5万3000台と、前年比7パーセント前後の増加で推移している。これは、日本メーカーの海外生産車を除けば、日本における輸入車販売の新記録だ。

VWジャパンは日本における販売台数の当面の目標を、年販10万台に置いている。ニューパサートの投入や、1−9月累計で約5700台と低迷しているアウディの拡販で、さらに販売の上積みを狙うという。また、大都市圏を中心に、傘下のセアト(スペイン)、シュコダ(チェコ)などの、VW車と共通設計のモデルを、VWより低価格で販売する構想もあるという。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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