三菱自動車工業は、今年上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績をまとめた。総生産は前年同期比11.9%減の78万3291台と低迷している。リコール不正事件の影響がまだまだ続いている模様だ。
国内生産は同21.0%減の36万8257台だった。国内販売が同16.7%減の21万4663台、輸出が同24.1%減の17万5953台と、ともに2ケタのマイナスとなった。海外生産は同1.8%減の41万5034台と低いマイナスにとどまった。
国内販売はリコール事件の影響で大幅マイナスが続いている。ただ、三菱は10月に投入した『ekワゴン』の販売が好調で、下期にどれだけ盛り返すかにかかっている。