どうなる高速道路〜あり方検討委員会でのトヨタ会長へ期待集まる

自動車 社会 社会

国土交通省の「高速道路のあり方検討委員会」委員に要請され、自動車業界から就任したトヨタ自動車の奥田碩会長に注目が集まっている。

5人のメンバーのなかで“道路の素人”とあって、しばらく聞き役にまわっていたが、「儲からないなら民営化してもしようがない」と発言したり、他の委員が「小泉首相が特殊法人は民営化か廃止かと言っている。当然、廃止はできないので民営化が前提だ」と発言したのに対し、「廃止とは具体的にどういうことですか?」などと鋭いツッコミを入れたりして、世界のトヨタ会長としての存在感を示した。

奥田氏はトヨタを大企業病から立ち直らせただけでなく、対外活動でも経済団体統合など手腕を発揮している。会合では奥田氏が発言するたび、プレス関係者が同席する会議室が静まりかえるなど、道路行政改革への期待感が現れていた。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る