マツダが26日に発表した今年度上期の実績は、国内生産が4年ぶりに前年同期実績を上回った。『ファミリア』の北米向け輸出が増えたことが主な要因。
上期のファミリアの輸出は前年同期にくらべ48.6%増。国別の内訳はカナダ向けが8割、米国が約2割の増加と北米向けが大幅に増えた。北米での告知キャンペーン「Zoom-Zoom(日本語的には「びゅんびゅん」というニュアンス)」を展開していることなども効果を出しているようだ。
国内の販売は『RX-7』や『MPV』が健闘したものの、来年全面改良する量販車種の「デミオ」がモデル末期により3割のマイナスとなった影響が大きく15.7%のマイナスとなった。