【東京ショー2001速報】ソニーとトヨタが協力した“感情のあるクルマ”

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【東京ショー2001速報】ソニーとトヨタが協力した“感情のあるクルマ”
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トヨタ自動車ブースには、ソニーとのコラボレーションによって“共に喜び、共に悲しみ、人とクルマが心を通わせる。長くつきあうほど成長する”というテーマで作り上げられた、感情を持つクルマ『pod』(ポッド)が展示されている。

podは、自動車としての基本部分をトヨタが、人とのインターフェース部分をソニーが担当したという。ダッシュボードの“メインディスプレイ”と、4つの各座席にある“各席ディスプレイ”で、クルマと乗員とのコミュニケーションをとる。運転者が安全でスムーズな運転をすると、ディスプレイ上の顔が機嫌良くなり、さらにボディ外側のイルミネーションがオレンジ色に光り、“しっぽ”を振る。反対に乱暴な運転をすると怒り、イルミネーションが赤く光るなどの“感情表現”をする。

また、ドライバーの好みや性格を読みとって、サスペンションの堅さなどを調節したり、音楽の好みを覚えて、自動的に選曲したりする。podに乗っていないときは、手のひらサイズの“ミニポッド”を運転者の近くに置いておくことで、そこで聴いた音楽やテレビ番組から情報を取り込むという。

《レスポンス編集部》

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