どうなる高速道路---トヨタ会長、民営化先行ムードをけん制

自動車 社会 社会

トヨタ自動車の奥田碩会長は9日、国土交通省の「高速自動車国道の整備のあり方検討委員会」に出席し、公団改革をなぜ行うかや、民営化のメリットをハッキリさせる必要があるとの見解を示した。

会議の席上、奥田氏は「国鉄が民営化された時は、汚い鉄道車両や駅のトイレなどが改善されるなどのメリットがあった。今の高速道路で、路面に穴ぼこが開いていたり、売店が汚いなどの問題があるのか」と質問した。

奥田氏の発言は、「民営化=効率化」「民営化=高速料金引き下げ」などの漠然としたイメージで先行する民営化論議や、何が何でも早期決着を迫る小泉政権に対し、本当に国民のためになる冷静な議論を呼びかけたメッセージ、とも言える。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  2. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  3. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
  4. キヤノン3社、ナノインプリント技術や先端パッケージング装置を展示へ…SEMICON Japan 2025
  5. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る