ヤマハは日本の会社? 為替に助けられても大幅減益…

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機が発表した2001年9月期の連結中間決算は、連結売上高が前年同期比5.2%増の4983億円、連結経常利益が同18.6%減の190億円となった。二輪車、マリン、特機で販売は伸びたものの、販売管理費の増加や稼ぎ頭だった産業用ロボット事業の低迷で減益となった。

中間決算では、二輪車、マリン、特機の売上が伸びた。二輪車が同9.1%増の2653億円、マリンが同9.0%増の1001億円、特機が同7.3%増の886億円だった。しかし、産業用ロボット事業が世界的なIT市況低迷で、主力の電子部品をプリント基板に装着する表面実装機の販売が落ち込み、売上が同42.1%減となった。海外売上高比率は過去最高の82.6%と、8割を超えた。

利益面では、円安による為替差益が122億円、原価低減が39億円の増益要因があったが、販売管理費は143億円増加と産業用ロボットの販売の落ち込みで、営業利益は同20.6%減の216億円、経常利益は同18.6%減の191億円だった。

《レスポンス編集部》

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