どうなる高速道路---「もう高速料金は値上げしません」と、いつもの論理

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国土交通省は15日の「高速自動車国道の整備のあり方検討委員会」に提出した資料で、通行料が高いという批判に対し「日本道路公団は1994年(平成6年)以降、料金改定はしていない。また今後も料金値上げを予定していない」という記述を盛り込んだ。

ただこれは「現行の料金水準で償還可能」という道路計画の建前の部分を強調したに過ぎず、甘い需要予測に基づいた償還計画が狂えば簡単に値上げする可能性がある。また、デフレでモノの価格が次々と下がるなか、ただでさえバカ高い通行料をこれ以上、上げないと言われても…。

役所とドライバーの溝は深いようだ。

《編集部》

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