ホンダが26日に発表した10月の4輪車生産・販売・輸出実績によると、国内生産台数は前の年の同じ月に比べ8.2％増の10万7213台と2カ月連続で増加した。国内販売、輸出ともに好調だったためで全世界生産も約1割増の23万5000台となった。
国内販売は『フィット』や『ストリーム』、『ステップワゴン』といった登録車だけでなく、市場が減速気味の軽でも『ライフ』が前年同月に比べ、3割の増加と好調だった。登録者と軽を合わせた国内販売は前年同月に比べ19％増となり19カ月連続で増加した。
また、輸出もテロ事件にも関わらず北米向けが好調で24.5％増と3カ月連続で増加した。欧州向けは相変わらずマイナスが続いているが米国が順調なため全体として輸出は１割近くの増加となった。海外生産はアジアをのぞき増加。欧州は英国第2工場の生産開始などにより5割の増加となった。
