【ITSショー2001】ガチャンとやっても、ドライブレコーダーが証言してくれます

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【ITSショー2001】ガチャンとやっても、ドライブレコーダーが証言してくれます
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今回のITSショーには、すでに実用化されて実車への搭載が始まっているものと、今もまだ研究開発の途上にあるものの二つが仲良く並べられ、展示されていた。

後者の中でも、「これが実用化されたら間違いなく革命的な変化をもたらす」と、容易に想像できるのが、CCD方式のカメラとメモリーカードを組み合わせたドライブレコーダーだ。これはメモリーカード内にCCDカメラが撮影したフルカラー画像を記録するというもの。

エアバッグの作動センサーなど、衝突による衝撃を感知した際、事故前の15秒から事故後15秒までの計30秒間を自動的に記録。事故後の原因究明や、過失割合の認定作業に役立てようというもの。開発会社は松下電器だが、これがいつごろ実用化されるのかとか、記憶媒体にどのメディアを使うかなどは未定とのことだった。

実際、これが実用化されたとしても、過失割合の認定や保険金算定を行うための証拠となるのか、果たしてその能力があるのかというのは、関係機関や学識経験者による議論を要するかもしれないのだが、少なくとも“死人に口なし”が消えることだけは確実である。自賠責保険の支払い認定で紛争することが多くなったという状況からは、一刻も早く実用化してほしいとも思う。

《石田真一》

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