プローブ情報システムの実証実験がスタート

自動車 テクノロジー ITS

自動車走行電子技術協会は3日、プローブ情報システムの実証実験を横浜市でスタートしたと発表した。タクシーやバス、配送用トラックなど266台の実験車両を使い道路交通情報の提供サービス実用化に向けた実験を行う。

プローブ情報提供システムは、自動車に100近く搭載されているセンサーが発信する信号を収集し渋滞情報や道路情報、天候情報などに加工してドライバーに提供しようというもの。既存の道路交通情報にくらべさらに詳しく利用しやすい情報が提供されると期待されている。

今回の実証実験は今年3月に実施したものに続くもので、実験車両が発信するGPS(全地球測位システム)位置情報や車速信号、パーキングブレーキ、ウインカー信号などから旅行時間を正確に割り出すシステムを構築する。実施期間は1月末までの2カ月間。

《編集部》

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