『我来也』(ガライヤ)のスタイリングで一番の特徴といえるのが、前方でかなり低くえぐられたサイドウインドウだろう。大きなフロントスクリーンとともに作り出す前方視界はかなり良さそうだ。のパワートレインは、日産『プリメーラ20V』の2.0リットルエンジン、6MTがそのまま採用され、これをミッドシップマウントする。
このエンジンは可変バルブタイミング機構をそなえ、最大出力204ps@7200rpm/最大トルク21.0kgm@5200rpmを発生する。これはライバルであるロータス『エリーゼ 111S』のパワーを60psほど上回る数値だ。
アルミ製メインフレームに前後ダブルウィッシュボーン式サスペンションのシャシにはクローズドボディが載り、車重は800kg——エリーゼより80kgほど重い——とされる。
走行性能を数値で比べてもあまり意味がないが、今後鈴木亜久里氏によるセッティングが行われるということもあり、どのようなクルマになるのか非常に気になるところだ。