【警察VS初日の出暴走族】広島の暴走族は警察への対抗心を見せ…なかった!?

自動車 社会 社会

広島県警は4日、昨年12月31日から今年1月4日にかけての「初日の出暴走」取り締まり結果を公表した。一斉取締り直前の12月29日にパトカーを鉄パイプで襲撃しようとした2人が検挙されていることもあり、例年以上に強化。900人体制で警備を行った。

広島では昨年10月に暴走族との対決姿勢を明確にしており、初日の出暴走の一斉取締りにおいてもこれを踏襲した。これまで5台以上を「集団」としていたカウントを2台に下げたが、事前の強化策発表が効果を発揮。警察が確認した2台以上での暴走行為は5日間で8回(走行数のべ39台)、暴走に参加した人数も64人に留まった。これは昨年の13回(同98台)、211人を大幅に下回る数値。県境を越えるような大規模な暴走も今回は確認されなかった。

暴走人数が激減したため、逮捕に至るような悪質なケースもゼロ。市民から騒音被害を訴える110番通報も32件で、昨年より16件減少した。

広島県警では「昨年の対策強化発表が暴走族メンバーにも知れ渡り、効果が現れだしたいうこと。これに満足することなく今後も取締りを強化して暴走族の撲滅を目指す」としている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【三菱 デリカミニ 新型】インテリアはバージョン0.8から「2.0」に進化! 専用開発で実現した“らしさ”とは
  2. 伝説のスラントノーズ復活か? ボルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ
  3. ヤマハのネオレトロ『XSR900』、外装キットが国内20%超の装着率で「嬉しい誤算」その理由とは?
  4. レクサス NX、電動モデルのラインナップを拡充…2026年型を米国発表
  5. 「ほぼ未使用」のスーパーカー20台、匿名バイヤーに一括売却へ その総額は…
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る