宮城県で妙な鬼ごっこが---少年2人を逮捕

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宮城県警は9日、虚偽の110番通報を行い、警察官が駆けつけたところでさらに別の虚偽の事件をでっち上げるなどしていた16歳の少年2人を偽計業務妨害の疑いで逮捕したことを明らかにした。警察では余罪があるとして厳しく追及を行う方針。

この少年らは「リアル警泥遊び」と称して、繁華街などから「見知らぬ男に殴られた」とか「持っていたバッグを盗まれた」などと110番通報を行い、警察官が現場に到着したのを見届けた段階で、さらに別の110番通報を行うなどして警察の業務を混乱させていたという。

警泥遊び(地方によっては泥警遊び、とも言う)は、警察役と泥棒役に別れて、逃げる泥棒役を警察役が追うという鬼ごっこの一種。泥棒役が全て捕まったらゲームオーバーとなる。捕まった少年グループは、虚偽の110番通報を行い、警察の到着を目撃してから逃げるといったことを繰り返していた。ときには現場へ着いた警察官に対して「騙されたバカがいる」と叫んでから逃げていたという。冬の間はバイクでの暴走を避ける“徒歩暴走族”の犯行らしい。

警察では狭いエリアで短時間に110番通報が集中するので不審に思っていたが「通報された以上は出動しなくてはならない。本当に警察が必要な事態に対処できない恐れもあるので、こういった遊びは絶対に止めて欲しい」としている。

《石田真一》

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